出生数80万人割れ
生まれる子どもの数が1973年の209万人から減り続け、2022年は79万9728人になりました。現在、子ども(15歳未満の数)は、1465万人(2022年4月)で過去最少、前年より25万人減少です。一方、65歳以上の高齢者人口は、3617万人(2020年9月)で総人口に占める割合は28.7%、前年より30万人増加です。
少子高齢化は、これからの社会を不安にしています。大学生の4割が数百万円の奨学金を借りている実態があります。就職しても手取りが20万円も無いうえに返済を毎月数万円しなくてはなりません。多くの若者が素敵なパートナーと出会っても、結婚して子育てすることに困難を抱いています。若い人にもっと投資をして仕事や子育てに安心できるようにしないといけないと思います。退学する学生が「お金がなくて通い続けられない」というのは自己責任とは言えません。所得に関係なく高等教育が受けられること、若者が将来に明るい展望が持てることが求められています。「明日」という字は「明るい日」と言う意味です。