夏休みを前に

 子どもにとって夏休みはうれしいものです。家族旅行やキャンプ、プールや花火大会など、日頃できない様々な体験や経験ができるからです。一方、学校から解放されて、気持ちがゆるみがちになり、食事や睡眠などの生活リズムが乱れ、夜遅くまで出歩いたり、酒やタバコに手を出したりするなど、非行問題や犯罪被害に遭う危険も高くなります。 

 子どもを非行や犯罪被害から守るには、家庭や学校、警察だけでなく、地域や社会全体が協力して、青少年の健全育成に関する様々な取組を行うことが大切です。夏休みを前に、私たち大人一人一人が何をすべきか、子どもと向き合いたいと思います。