女性専用アパート
1930(昭和5)年6月6日、東京都で日本初の女性専用アパートができました。 1階は店舗で2階から居住スペース。当時では珍しい鉄筋コンクリート造りの5階建でした。アパートの共用部は大広間、娯楽室、応接室、大浴場もあり、充実した設備です。値段は、10円〜16円/月。一軒家の賃料が平均12円/月と比べると割高ですが、希望者が殺到しました。
現在は、ダイバーシティの多様性が尊重される時代になって男女の別に関係なく住みやすい社会が求められています。時代と共に住まいの形態やライフスタイルも変化し、少子高齢化や過疎化による限界集落・空き家問題など家屋に関する課題も多いです。都市部では、勤務地に近くて利便性が良いシェアハウスが若者に人気です。これからの住まいはどんどん変遷していくと思います。