学校は、楽校!

 不登校の男の子がいました。ところが、5月の連休明けから「変身」します。お母さんも「あの子が毎朝ランドセルを背に登校する姿を見てびっくりしています」と言われました。

 それには理由がありました。元々、頑張り屋さんであったこと、睡眠や食事が安定してきたこと、仲良しの友達ができたこと、算数を机の横で丁寧に教えてくれるA先生の存在が大きかったのです。

 子どもに「どんな学校が楽しいですか」と聞くと、答えは3つ返ってきます。それは、①毎日の勉強がよくわかって②友達と仲良くできて③給食がおいしいこと。

 楽しい学校づくりは、①学力向上②仲間づくり③基本的生活習慣の確立にあります。「わかる・つながる・元気である」ことが、楽校づくりのポイントと思います。