恵方巻の話

 今では節分の日(今年は2月3日)に「恵方巻」を食べるのが定着してきているが、その始まりは約40年前の1989年にセブン‐イレブンが広島で「恵方巻」と命名して巻き寿司を売ったのがきっかけと言われている。大阪では「丸かぶり寿司」とか「太巻き寿司」と呼ばれていたが、節分の日に食べる風習は恒例で無かった。そう言えば、昭和の子どもの頃はバレンタインデーのチョコやハロウィーンの仮想などももちろん無かった。

 とは言え、今年も近くのコンビニエンスストアで恵方巻を買った。かごから商品を出すと、レジのお兄ちゃんが「温めますか?」と言うので、「いえ、大丈夫です」(なんで温めるねん!巻き寿司やんか。と心の中で突っ込む)。面白い人やなぁと思いながら「おいくらですか?」と聞くと、「税込みで711円になりまーす」と言うので 、こちらも少しボケて「711円ってすごいですね。7と11でラッキーな数字でセブンイ‐レブンですやんか!」と返したら、その兄ちゃんは「いえ、ここは、ローソンです!」と、無表情で私の顔を睨んだ。