秋を楽しむ
近年は夏が長く、あっという間に冬が来てしまうため、短い秋をいかに能動的に楽しむかが大切だ。限られた美しい季節を五感で満喫したい。
道を歩いていると、ふんわりと漂う金木犀の香りに気持ちを向けてみる。ほんの数週間しか出会えない特別な香りだ。また、夜に窓を少し開けて虫の声を聴いたり、公園でカサカサと鳴る落ち葉を踏みしめる音を楽しんだりするだけで、秋の深まりを実感できる。まとわりつくような暑さが引き、朝晩の空気がひんやりと澄んできたら、外に出て思い切り深呼吸をしてみるのもいい。
旬の食材のサツマイモ、栗、かぼちゃ、キノコ類、サンマなど、秋の味覚を意識して食卓に並べてみる。地元の秋野菜を使った鍋やスープで温まると体も心もホッと満たされる。
近くの公園でドングリを探したり、少し色づいた木々を見上げながら散歩したりするだけで十分リフレッシュできる。「あ、涼しいな」と感じたその日から秋を楽しむことがポイントである。


