笑顔の効果

 春は出会いの季節です。新しい人間関係のスタートは自己紹介から。しかし、これが意外と難しいもの。上手に自己紹介できるか悩みます。人の第一印象は最初の6秒で決まると言われます。だから、笑顔と明るい声で相手の目を見て話すことが大切です。

 笑顔はコミュニケーションの基本です。人間関係の潤滑油でもあります。アメリカのカリフォルニア大学の心理学者、リー・ハーカー氏の調査によると、卒業アルバムで笑顔で写っている人ほど30年後、幸せな生活を送っている人が多かったという結果だそうです。さらに通院歴をみると、笑顔で写っていた人ほど心身ともに健康を維持している傾向が強かったそうです。

 心理学ではこれを『魅力バイアス』と呼び、ニコニコしている子どもほど元気に育つ傾向があると言われています。作り笑いでも効果があるらしいので、人と接するときは、いつも笑顔でいることを心がけたいと思います。

 それにしても、子どもはユーモアの天才です。

・「パンはパンでも食べられないパンは何だ?」 「フライパンでしょ」 「違います。その答えは、じぃじぃが 一口かじってテーブルの上に置いてあるパン!」

・3歳の子どもが紙に何か描いています。「何を描いているの?」「えっ!」(絵っ!)

・「今日もチャーハン食べたいよ!」 「たまには他の食べたいものを言いなさい」「それじゃ、焼き飯を食べたい!」