沖縄戦から78年

 沖縄戦から78年目の6月23日、沖縄では「慰霊の日」を迎えた。沖縄戦では、住民を巻き込んだ激しい地上戦の末、20万人以上が亡くなり県民の4人に1人が命を奪われた。

 沖縄戦で兵士の看護に駆り出された「ひめゆり学徒隊」は、沖縄師範学校女子部と県立第一高等女学校の生徒と教員240人で、その半数以上が亡くなられた。

 玉城知事は「戦争体験者が後世に語り継いできてくれた実相と教訓を胸に刻み、あらゆる戦争を憎み、二度と沖縄を戦場にしてはならないと決意を新たにする」と述べた。