感染症と人権

 エイズやハンセン病、新型コロナ感染症に関して、感染者や元患者・家族、医療従事者等への心無い誹謗中傷やプライバシーを侵害する深刻な人権侵害が起きている。

 感染症への過度な不安や恐怖が不正確な知識や思いこみや噂などと重なると、偏見や差別を生むのだ。なので、感染症についての正しい知識を学び、自分事として関心と理解を深めることが重要である。そのことは、コロナ禍の3年間を過ごした「教訓」である。