文化の日
1946年(昭和21年)11月3日に「日本国憲法」が公布されことから、1948年に新憲法の精神を踏まえて「自由と平和を愛し、文化をすすめる」文化の日と定められた。
当時は11月3日を憲法記念日にする動きもあったようだが、戦前、11月3日は明治天皇の誕生日を祝う「天長節」であったことから、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が強く反対したため、憲法施行日である5月3日を憲法記念日として折り合いをつけたと言われている。
ちなみに11月3日は秋晴れの率が高く、今年も晴天で25度を上回る「夏日」だった。いい天気なので孫を連れて近くの浜辺公園へ出かけると、ハワイアンフェスが賑やかに催されていた。バザーの品々を眺めながら、定番のたこ焼き・焼きそばに舌鼓を打っていると、小学3年と1年、4歳の孫が見当たらない。人ごみに紛れたようだ。
しばらく探していると、向こうから手をつないでニコニコやってきた。ほっとしてみんなで車に乗ると、「じぃじ、水筒と帽子を海岸に忘れた」と、またひと騒動だ。幸いにも無事、物を見つけて帰宅したものの、心身ともにクタクタである。文化の日は、外出せずジッと家で孫たちを迎えるのが「平和で文化的な」日であるとつくづく思った。文化の日 孫よ早よ来い 早よ帰れ