パラリンピック

 パラリンピックは、両下肢麻痺者(Paraplegia)とオリンピック(Olympic)の合成語で、後に下半身が動かせない人以外も競技ができるようになったことからギリシャ語の「Para(沿う、並行)」の意味も加えられた。1948年、ロンドンにある病院で開催されたアーチェリー競技会で、第二次世界大戦で負傷した兵士たちのリハビリの一環として行われたのが始まりである。

 前回の東京2020大会は新型コロナ禍の影響で1年延期を経て無観客形式で開催されたが、今年はパリで盛大に行われている。パリも酷暑の毎日だが、最近の気候は暑いか寒いかの二択である。現在は暑い暑いと言っているが急に寒くなる。このような状況は「予約の取れないホテル」と思う。その心は「空き」(秋)が無い!

 寒いと言えば冬。その冬とかけてパラリンピック会場と解く。その心は、どちらも「かんき」(歓喜)(寒気)に包まれる。また、冬と言えばお正月だが、そのお正月とかけてパラリンピック選手と解く。その心は、どちらも「きんがしんねん」(金が信念)(謹賀新年)である。