地球温暖化

 近年の日本の気候は、地球温暖化の影響により、気温の上昇傾向が続き、極端な気象現象が頻発している。平均気温は長期的に上昇し、1990年代以降、猛暑日が大幅に増加し、大雨や短時間の強い雨の発生頻度が増加している。

 これらの気候変動は、人間活動によるCO2の排出などが大きく影響していると考えられる。政府は「日本の気候変動2025」を公表し、今後の気温上昇や影響について警鐘を鳴らしている。

 それらは主に健康被害、自然災害、食糧生産の3点である。

 1. 健康被害→猛暑日や熱帯夜が増えた結果、熱中症で救急搬送される人や死亡者数が大幅に増加する。気温や海水温の上昇で蚊が媒介するデング熱や、食中毒の原因となる細菌・ウイルスなどの感染症のリスクが高まる。 

 2. 自然災害→豪雨・洪水・土砂災害のリスクが高まり、停電、断水、交通機関の麻痺など、生活インフラに大きな打撃を与える。 

 3. 食料生産→ 高温によって、米の品質が低下したり、果実が日焼けしたりする被害が出る。海水温の上昇で魚の種類や漁獲場所が減少し、漁業関係者の生活や食文化に影響が出る。また、生物の生態系全体に影響を及ぼし、日本の豊かな生物多様性や文化遺産も脅かされる。 

 これらの問題は、私たち一人ひとりの生活に直結するものであり、将来に向けて対策を講じることが急務となっている。