子どもはユーモアの天才
子どもはユーモアの天才だ。
・傷んだ廊下にいたんだろうか?
・あ、足し算ね 間違えてあたし残念!
・マイタケの種まいたけ?
・ねーこの子、猫の子?
・画びょうを踏んで、ガビョーン!
・かしこまりました、しかし困りました。
・健康だと、お腹がヘルシー。
・なんとなく、「ナン」と鳴く。
人間だけが笑う動物と言われる。落語家の桂文珍氏によれば、人は昔から笑いの文化を培い人間関係の潤滑油にしてきたという。『今昔物語』に面白い物語が書かれている。それらが信仰の世界と結びつき、お坊さんが面白いことを話して人を集め説教をした。そのうち、「説教はいらんからおもろいこと言うて」と、人々が求め、落語家が誕生した。身分制度があった時代には、笑いは風刺や皮肉を込めて庶民が「下から上を笑った」。その精神は、今も新聞のコラム覧に生きづいている。教育の世界でも「笑い」についてもっと研究実践をすべきと思う。
笑いの種類としては、
①「愉快な笑い」:感情が満たされたり、楽しい時に表れ、クイズやパズルを解いた時に生じる知的満足の笑い。
②「社交の笑い」:習慣的な笑いで、毎日のあいさつ時など、人類共通のコミュ二ケーションの潤滑油。
③「作り笑い」:愛想笑いなど「装いの笑い」など。
④「極限状態の笑い」:本能的に極度の緊張から逃れるための緩和の笑い。
近年、笑いは心身によい影響を及ぼすと証明されている。笑うことで頬の筋肉が働き、ストレスを発散し、「鎮痛作用たんぱく」が分泌されて血圧を下げ、心臓を活性化させる。その結果、血液中の酸素を増やすことから、医療現場でも循環器疾患治療に用いられている。
笑いをいかに子どもと共有して、より質の高いものにできるか。楽しく学ぶ教育を「笑育」という。学力の基本は「読み書き計算、ボケ・ツッコミ」だ。ユーモアのセンスは、教員の資質に欠かせない。子どもの笑いを大切にした楽しい学校生活が過ごせれば最高だ。



