孫の姿

 3人の孫が週末に来るので賑やかな夕食になる。一番下の子どもは3歳だ。この頃は単語だけの会話から述語や助詞・副詞交じりの複雑な言葉も使ってよくしゃべる。体もどんどん大きくなり運動量も多く、追いかけるのにへとへとになる。自我の芽生えと共に兄姉とオモチャを分け合ったり、物の貸し借りや交代など、ルールを守って遊ぶこともできるようになってきた。

 そんな孫の姿を見ているだけに、昨日(3月30日)、他人事ではないニュースが心に刺さった。千葉県市川市の江戸川沿いにある「さくら堤公園」で家族が花見をしていたところ、3歳の男の子が行方不明になった。目を離したすきにいなくなったという。昼夜の捜索の結果、大変痛ましいことに江戸川で心肺停止の状態で見つかった。誤って川に転落し、溺れたものとみられている。

 ご家族の気持ちを察するに言葉も出ない。先日も京都の「保津川下り」で船が転覆し船頭の男性2名が死亡した事故が起きたばかりだ。コロナ禍が少し落ち着き、春の陽気に誘われて行楽地は賑わいを見せているが、安全が第一である。自他ともに命を守る心構えは常に持っていなければいけないと思う。

・いらっしゃい 笑顔広がる じぃじとばぁば

・じぃじとばぁば けんかを孫に なだめられ