G7サミット

 5月19日から21日の間、主要7か国によるG7サミットが行われる。「核」のない世界の実現や生成AIへの対応、コロナ禍で明らかとなった「ワクチン格差」など「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国への支援問題も議題である。

 貧富の格差がワクチン格差につながったことの反省からアフリカやアジア諸国などへの経済協力や医療薬品などの「公平な分配」を議論して新興・途上国にアピールする予定である。

 急遽、ウクライナのゼレンスキー大統領が参加することも決まり、被爆地「ヒロシマ」で核軍縮に向けた具体的な進展も注目される。今回のG7サミットは、まさに「平和と人権」が大きなテーマである。