70代を生きる
70代は、最も自由な時間が増える「人生のゴールデンエイジ(黄金期)」と言われる。しかし、健康で(健康寿命:男性約72.5歳、女性約75.5歳)心身の若さを保ち続けるには努力がいる。加齢は平等だが老化は不平等だ。老け込まないために、充実した70代を過ごし、その先の80代、90代へと繋げるためにはどうすれば良いか。
①社会とのつながりを持つ。外に出ないで家にこもりがちになると、脳の機能や運動能力は一気に低下する。再雇用の非常勤で働いたり、地域のボランティア、町内会の役など、誰かに必要とされる場を作る。
②世代を超えた交流を持つ。同世代だけでなく、若い世代とも積極的に会話し、新しい視点や刺激を受ける。
③「人・本・旅」に触れる。新しい人との出会い、読書による学び、未知の場所への旅行が、脳の前頭葉を活性化させる。
④健康と体力を保つ。老いと「闘う」意識を持ちたい。70代はまだ「老いに抵抗し、機能を維持する」時期。ウォーキングやストレッチなど、毎日少しずつ続けられる運動をする。
⑤食事から筋肉を保つ。年齢と共に食事の量が減りがちだが、筋力維持のために肉・魚・卵などのたんぱく質を意識して摂取する。
⑥生きがいと趣味を持つ。趣味は、「心地よい」「楽しい」と感じることが大切で、楽器の演奏、俳句、写真、旅行など、少しでも興味があることに一歩踏み出してみる。
⑦お金と生活の管理をする。身の丈に合った生活で、安心感を持って暮らすためにアプリなどを使って正確な収支を把握する。今後、医療や介護の費用など、将来必要になるお金をシミュレーションし、自分の生活の質や満足度を保ちながら賢いお金の使い方をすることだ。
70代は「人生の晩年の準備期間」でなく、「これからの30年をどう自分らしく生きるか」を決める主体的なリスタート期と考え、日々の体調に合わせながら、生活の張り合いや充実感を追求したいと思う。



